昼食は台南孔子廟や台南市美術館2館の近くにある鍋焼意麺のお店にやって来た。
「意麺」は小麦粉に卵を加えた麺で、台湾各地で食べることができるが、台南といえばやはり「揚げた意麺」を食べたいところ。
台湾人(後に帰化した)の安藤百福が、台南名物の「揚げた意麺」をヒントに、カップヌードルやチキンラーメンの開発をし、日清食品の創業者となったのは、NHKの朝ドラにもなった有名な実話。
ここはそんな「揚げた意麺」のお店で、旅行前に調べてあり、食べるのを楽しみにしていた。
↑ 鍋焼意麺、75元
豚肉、海老、かまぼこ、葉野菜がのっており、想像以上に具が多くうれしい。
台南なのでスープはかなり甘めで、辛みを足したいところだが、卓上調味料はない。
揚げ意麺はスープを吸って柔らかく、ポニョポニョした食感。
油のコクがあり美味しく、久しぶりだが、やっぱり好き。
↑ 鍋焼意麺(全加)、120元
親分が頼んだ「全加」は、のっている具が全て倍の量。
↑ 鍋焼米粉、75元
「意麺のお店だよ」と言ったのだが、長老は「米粉(ビーフン)」を注文。
揚げ麺ではない分、サッパリしている。
甘めのスープだが味が濃いわけではないので、3名とも一滴残らず完食。
讃岐うどんのようなしっかりしたコシのある麺とは正反対の食感だが、これはこれでクセになる美味しさ。
普通の意麺もモチモチ食感や小麦の香りが美味しいが、台南の揚げ意麺もおすすめです。
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「鍋焼意麺」
台南市中正区