2023年GW7泊8日の台湾旅行で行った彰化と台中。初めてのお店も何度目かのお店も合わせて色々と食べた中で、特に気に入った飲食店をまとめてみた。
(このページは2024年始台湾旅行で活用予定)
まずは彰化から。
↓「玉香津肉包」 彰化縣鹿港鎮中山路109號
彰化駅から若干離れているが、鹿港老街や鹿港天后宮(媽祖廟)観光の食べ歩きにぴったりな、包子のお店(肉まん、チーズ、タロイモなど数種類あり)。
ふっくらと柔らかく、しかしもっちりした食感の皮が美味。さらに肉汁たっぷりで肉のうま味がしっかり味わえる肉餡も相当美味しい。すぐ近くの行列ができる有名店より、個人的にはこちらの肉まんの方が断然好み。
「玉香津肉包」
↓「泉焢肉飯」 彰化縣彰化市成功路216號
数名が並んでいたが思ったほど回転は悪くない。トロントロンに煮込まれた豚肉は特に皮が美味しい。醤油ベースの甘辛味で、八角などの香辛料は使われておらず多くの人に食べやすい味付けになっている。
硬めに炊かれた白飯が煮汁を吸って、米粒も美味しい。お肉の脂は適度に落ちているのでしつこさはなく、朝からペロリといける。
「泉焢肉飯」
↓「荘手工鮮肉湯包」彰化縣彰化市南平街62號
久々に出会った「超美味しい小籠包」の店。数種類の小籠包があるが個人的に一番気に入ったのは「香菇鮮肉湯包」。シイタケがたっぷりと入っており、豚肉とシイタケのうま味が半端なく、言葉が出ないほどの美味しさ。
曜日や時間帯によっては1時間近く待つこともあるので、タイミングが大事。食べないで帰国したら絶対に後悔するから並んでも食べるべし(←自分自身に言っている)。
「荘手工鮮肉湯包」
↓「榮輝蛤仔麺」 彰化縣彰化市民生路8號
沖縄そばのような太さの麺だが、モチモチして美味しい。それ以上に美味しいのがスープで、ハマグリのダシがたっぷりと出た、五臓六腑に染み渡る滋味深い味。有料だがスープだけのおかわりも可能で、それだけ美味しいスープというのがそこからも分かる。
数えきれないほどたくさん入っているハマグリの身はふっくらしており、味が濃く美味。
エビのうま味がたっぷり味わえる蝦仁餅(エビカツ)も絶品なので忘れずに。
「榮輝蛤仔麺」
↓「好地方咕咕鶏」彰化縣彰化市仁愛路137-1號
寒い日だけでなく、夏の暑さに疲れた胃腸や身体にもうってつけの鍋。写真は「香菇鶏湯」で、キノコと鶏肉の鍋。鶏は烏骨鶏か地鶏を選ぶのだが、次回は地鶏にしよう。
生姜、ニンニク、クコの実、干しシイタケなどがたっぷりで、恐らく少量の塩だけで味付けされたスープは煮込むほどに味わい深くなり大変美味しい上に、疲れが吹っ飛び元気になる。
「好地方咕咕鶏」
続いては台中。
↓「江家餛飩」台中市西區華美街204
招牌乾麺は極細麺、南投乾意麺は細めの丸麺。どちらも魯肉、野菜、搾菜がのっており、醤油ベースの甘辛いタレと和えて食す。個人的には乾意麺のモチモチ食感が好み。
鮮蝦餛飩湯のエビワンタンは、薄めの味付けの餡ながらプリプリのエビの味が引き立つ美味しさ。鮮肉餛飩湯のワンタンは、味付けが濃くしっかりした味で、肉々しくて食べ応えあり。スープはさっぱりめ、皮は薄くピロピロで滑らか。
「江家餛飩」
↓「蚵仔粥」台中市西區樂群街80號
海鮮のダシがきいた蚵仔粥は、プリプリ濃厚な味のカキも、ニンニクやフライドエシャロット、セロリが入ったスープも美味しい。
↓ 老闆娘に半ば強制的に注文させられた「焼肉」だが、感動の美味しさ。紅槽(紅麹)に漬けた豚肉に衣をつけ揚げ焼きにしており、噛んだ瞬間サックサク。お肉自体の味も濃く超美味。卓上の醤油ベースの調味料をつけるとさらに美味しくなる。
今回は焼肉(小)を頼んであっと言う間に無くなったので、3名のお腹次第だが次回は(大)でもいいかな?
「蚵仔粥」
↓「民生嘉義米糕」台中市西區建國路51之3號
台中駅近く、早朝から営業しているお店で、メニューは写真の4品(米糕、貢丸、魯蛋、柴魚湯)と白菜滷の5品のみ。しかしホッとする美味しさで何度も足を運んでしまう。
米糕を注文すると無料でついてくる柴魚湯は、かつお節がきいたちょっと甘めのスープだが、これにハマり何度もお替りしてしまう(お替り無料)。醤油と砂糖の甘辛い味の肉燥がのった米糕も飽きのこない美味しさ。
「民生嘉義米糕」
↓「阿水獅猪脚大王」 台中市中區公園路1號
台中市内に数店舗を構える、豚足専門店。鰹出汁ベースの煮付けやおでんなどとして豚足を食べる文化がある沖縄だが、数年前の台湾旅行で台中公園店に入店し、醤油と砂糖がベースの甘辛こってり味の豚足に感激。
豚足は骨付きだがお箸で簡単に外せるほど柔らかく煮込まれており、こってりした味付けもモッチリした食感もやっぱり美味しい。
「阿水獅猪脚大王」
↓「客家嬤 純米客家粄條」台中市中區三民路二段の台中第二市場内
純米粄條(乾)は、トゥルンとした滑らかな米粉麺の上に細切り豚肉、フライドエシャロット、セロリ、もやしがのっている。これらを器の底にある塩だれと混ぜて食べると、口の中にうま味が一気に広がる。
滑らかなのにモチモチ食感の粄條(米粉麺)と塩だれの相性が良く、本当に美味しい。優しい甘酸っぱさの茶梅も美味なので、こちらはお土産にする。
「客家嬤 純米客家粄條」
↓「潮州羅焼酒鶏」 台中市西區西屯路一段202號
梅干鶏という料理名の鍋は、梅干しが入っているわけではなく、からし菜を塩漬けにし干した「梅干菜」を使った鍋。酸菜鍋同様に時間と共に漬け物のうま味が出て来て、滋味深く味わいのあるスープになる。
涼拌酸菜筍(タケノコと酸菜のラー油和え)と府城炸蝦巻(エビのすり身揚げ)も外せない美味しさ。
「潮州羅焼酒鶏」
↓「翁記剝骨鵝肉」台中市西區向上路一段99之1號
鹽水鵝と燻鵝の2種類が食べられる。鹽水鵝はいい塩梅の塩味でしっとりと美味しく、燻鵝は燻された香ばしさとしっかりとした歯ごたえが美味しい。どちらも肉の味が濃く大満足の美味しさ。
炸花枝丸や茹で海老なども大変美味しく、滞在中に一回だけガチョウ肉を食べるなら迷わずにココ。
「翁記剝骨鵝肉」
今思い出しても、それぞれ美味しかった。2024年始台湾旅行で全部のお店に行けるわけがないので悩むよな~きっと。
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