白亜の建物が印象的な2階建ての台鉄台南駅は、国定古跡に登録されている。
(↓ 写真は2017年8月当時)

↓ 有人のチケット売り場や、

↓ 待合スペースなどもレトロで、懐かしさを感じながら思わず見渡してしまう。

↓ 現在は使用されていない有人改札口もそのまま残っている。

そんな台南駅は、日本統治時代の1900年に初代駅舎が完成。現在使用されているのは1936年に改築された2代目だが、改築された当時は2階に6室のホテルとレストランが併設されていたらしい。

(↑ 台湾鉄道より拝借、謝謝)
客室6部屋と小規模ながらサービスのクオリティは高く、裕仁皇太子(昭和天皇)はじめ、官僚や外国からの貴賓などが宿泊した。しかし、近隣ホテルの台頭により1965年にホテルが、1986年にレストランが休業となる。
![161163748987641_P750426[1]](https://livedoor.blogimg.jp/meimeihui/imgs/b/5/b5c363c4.jpg)
(↑ 台湾鉄道より拝借、謝謝)
レストランの内装やディスプレイなどは当時のまま残っており、参観できる日が時々設けられているらしい。
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(↑ 台湾鉄道より拝借、謝謝)
そして現在、ホテルとレストランを含め、駅舎を元の姿に修復すべく工事を進めており、2022年にオープン予定となっている。同時に鉄道地下化工事も進んでおり、完成後は新旧駅舎が連絡予定。

↑ 2019年5月当時、2代目駅舎は工事のためシートに覆われていた。
2022年のオープンする頃には、台湾に行けるようになっているのだろうか???


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