日本では古くから防虫剤として利用されてきた樟脳(しょうのう)だが、この匂いを嗅ぐと子供の頃の衣替えを思い出す。
樟脳は、樟(クスノキ)の葉や枝をチップ状にして水蒸気蒸留し結晶化したもので、 残った黄色の液体が樟脳油となる。
防虫や消臭効果以外にリラックス効果もあり、アロマオイルとしても利用されている。
築70数年の長老別宅は木造なことや、現在は人が住んでいないこともあり、週末に行くと様々な虫を目にするのだが、特に夏場はヒドイ。
そのため、台湾旅行した際に虫よけのために写真の樟脳油スプレーを購入し、使用したところなかなかな効果があった(長続きはしないが)。
なので、自宅でも夏場は防虫のために玄関やベランダのサッシなどに吹きかけて利用していた。
(樟脳油を吹きかけた台湾の木製土産品)
また季節を問わず、森林浴をしているような爽やかな香りが心地良いため、木製の小物に吹きかけて玄関や部屋に置き、消臭やリラックス効果を体感している。
(樟脳油を吹きかけた台湾の木製土産品)
ある時、親分の枕の匂いが気になったので、樟脳油を軽くスプレーして天日干ししてみたところ、不快な匂いが無くなり驚くほど効果抜群だった。
本人も「爽やかな香りがしていいね~」と言うので、その後も洗えない枕やクッションに使用しているが、本当に素晴らしい。
↑ 黄色の樟脳油をさらに精留すると透明になるよう。
現在使用中の黄色いものが残り少なくなってきたため、前回の台湾旅行で二代目(透明のもの)を購入して来た。
天然素材のクスノキが原材料で、防虫効果や消臭効果、森の中にいるような清々しい香りでリラックス効果もある樟脳油スプレーは使い勝手が抜群です!