華やかで優雅な胡蝶蘭。蘭には多くの種類があるが、胡蝶蘭を代表する二種類のうちの、ファレノプシス・アフロディテは台湾やフィリピンが原産国である。

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胡蝶蘭の原産国である台湾は、品種改良や苗の栽培などの技術も世界トップクラスであり、世界有数の生産国でもある。日本で流通している胡蝶蘭の7~8割は台湾産なんだそう。

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(2022年2月)
↑ 一方、こちらは長老宅のメキシコ原産トックリラン(徳利蘭)。胡蝶蘭はラン科だが、トックリランはキジカクシ(クサスギカズラ)科で、蘭の仲間ではなく容姿は全く異なる。幹の基部がふくらみ、とっくりのようになることからトックリラン。

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(2022年7月)
築70年琉球古民家の長老宅には現在、誰も住んでおらず、週末ごとに自分たちで改修しているのだが、その作業の合間にふと空を見上げ、驚いた。

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白と言うか淡いクリーム色をした小さな花が見事に咲いている。青空に映え、何とも美しい。匂いを嗅いでみたいが、4~5mの高い位置なので下から見上げるしかできない...。

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調べたところ、トックリランは成長がゆっくりなため開花するまでに十数年以上かかり、四十数年かかったお宅もあるよう。また、一度開花した後も次の開花に十数年~数十年ほどを要し、花を見ることができるのはとても珍しいらしいが、ここ数日は沖縄本島や離島のあちこちでトックリラン開花のニュースを見かける。
さらに、トックリラン同様に数十年に一度しか開花しないと言われているリュウゼツランも、沖縄や福岡、高知、和歌山、群馬など日本各地で花を咲かせているよう。

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↑ 2~3カ月前になるが、友人からもらったナゴラン(名護蘭)の苗をトックリランの幹に着生させようと思い、麻紐でくくりつけてある。十数年後トックリランとナゴランの花の競演が見たいな~と思ったのだが、ナゴランの開花は初夏のようなので願いはかなわないかな?

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