金鑽鳳梨と呼ばれる台湾原産の品種「台農17號」が日本でも多く出回っている昨今だが、沖縄で収穫された台湾原産の品種「台農4號」を買った。と言うのも、近所のファーマーズマーケットの「おつとめ品コーナー」で、なんと100円(税込み)という安さだったから...笑。

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「台農4號」はボゴールと言う品種で、日本では「ボゴールパイン」や「スナックパイン」と呼ばれているが、つい先日JAおきなわが県産ボゴール種を「ポコットパイン」と命名したと発表した(現在、商標登録申請だとか)。沖縄本島北部や石垣島が主な産地である。

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台湾では「釋迦鳳梨」や「剥皮鳳梨」と呼ばれているが、「剥皮」とは何ともイメージがしやすい。と言うのも、この品種のパイナップルは手でちぎって食べることができるのだ。なので「皮を剥ぐ」で、なるほどね~なのだ。JAおきなわが命名した新名称「ポコットパイン」も、果肉を手でもぎ取って食べる様子を表現したらしい。

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写真では包丁で頭とお尻を落とし半分に切っているが、頭かお尻のどちらか一方だけ切り落とせば、あとは手で簡単にちぎれるので、皮をむかずに食べることができる。

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ポコットパインは金鑽同様、芯も食べることができるのだが、手でちぎった場合は芯が最後に残ってしまう。シャクシャク食感の芯だけを後から食べてもいいが、ワタシは縦8等分にカットしてから一口大に手でちぎり、果肉と一緒に食べている。

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「酸っぱい」と言うほどではないが、甘さの奥に心地良い酸味があり美味しい。この一つだけが100円と言う異様な安さで、何かあるのかと心配になるほどだったが、たぶん熟れ熟れだからなのだろう。甘く、果汁たっぷりでとても柔らかい。小さめではあるが、こんなに美味しくて100円とはお得な買い物だったなぁ。

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甘さ+スッキリ爽やかな酸み+みずみずしいさで、口の中がサッパリとして、暑い日にはピッタリのパイナップル。ビタミンB1やC、ミネラル、クエン酸、糖分などの補給もでき、熱中症対策にも◎。
ポコットパインは小ぶりながら、金鑽にも負けず劣らずの美味しさ+包丁で皮をむかなくても食べられる手軽さ。「台農4號」も「台農17號」も、台湾原産品種のパイナップルはどれも美味しいなぁ。

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