先日、沖縄県産路地物のパイナップルが激安だったので買ってみました。

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↑ 葉は切り落とされて売られていたが、これが普通の状態

パイナップルは下の方(葉が生えている方と逆)が甘いので、葉を落としてから逆さまにして、熟れている方を上にしてしばらく置いておくと、下の方に甘みが下りていくそうです。ちなみにパイナップルは追熟しない果物なので、購入後に置いていても多少酸味が抜けることはあっても甘みが増すことはないんだそう。

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↑ 逆さまの状態、これで甘みが下へおりていく

頃合いを見てパイナップルを「自殺」します。自殺というと物騒な言葉ですが、台湾の果物屋で「自殺」や「他殺」という張り紙を見たことがありますか?
中国本土では使わないらしいのですが、果物を買って、自分で切って食べることを「自殺」(Zìshā)、お店の人に切ってもらうことを「他殺」(Tāshā)といいます。

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↑ 今回、自殺した沖縄県産パイナップル

よく夜市でカットされたフルーツがありますが、それは「他殺」された果物ですね。ただし、夜市の果物は高いので、果物屋で買うのがお勧めですが。台湾の街中を歩いていると、必ずといっていいほど果物屋があり、既に切られてパックに入っているものから、そのまま売っているものもあります。

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台湾は自宅であまり料理をしない文化なので、大きい果物はお店で切ってもらうことが多いそうです。なので、切られていない果物でも、お店の人に言えば大抵簡単に切ってくれるそうです。

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我々は果物をホテルで食べることが多いので、丸のまま買って帰ることが多いですが、そんな時は百均のプラスチックのナイフがあると便利です。あまり切れ味はよくありませんが、マンゴーは簡単に捌けます。但し、飛行機の持ち込みは駄目なので、預け荷物に入れましょう。使い終わったら捨てて帰れるのも便利です。いいホテルだと部屋にウェルカムフルーツがあって、ナイフが置いてあることも有りますけどね。

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↑ 自殺した沖縄県産パイナップルは、さわやかな酸味のいい香り。半分に切ったそばから果汁がしたたり、まな板に落ちる。あ~もったいない。

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↑ 食べてみると、真っ黄色に熟れた部分はとにかく甘くてジューシー。上部1/3ほどは白っぽくて硬そうな見た目だったけど、甘味は薄いものの、シャクシャクしたちょうどいい歯ごたえと酸味があり、これはこれでさっぱり美味しい。

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↑ 12月に台北・希望広場で食べたパイナップルは甘さと酸味のバランスがちょうど良く、生産者のパイナップルに対する愛情を感じるほどの美味しさだった。

日本でもマンゴーやパイナップルは手に入りますが、台湾の甘くて香りのいい果物が懐かしいです。今年は輸入物以外は台湾の果物を食べるのは難しそうなので、余計に食べたくなりますね。

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