好吃 好酒 好台湾!

中国語ができなくても 台湾の地元の人が通うお店で食べたい!飲みたい! だって...おいしいお店のはずだから~

    2020年07月


    台湾のソウルフードと言えば、の牛肉麺。まだしばらくは台湾旅行もできそうにないので、せめて台湾で買ったきた「満漢大餐 珍味牛肉麺」でも食べて、しばしの台湾気分に浸ってみようと思う。

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    製造は、台湾プロ野球の球団を持つ統一企業。

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    麺を鍋で煮る方法と、直接どんぶりに入れて作る方法と、二種類の作り方がある。台湾のインスタント麺でよくあるパターンだね。

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    袋に入っているのは麺の他に、牛肉レトルトパウチ、調味粉包、調味油包。

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    お鍋で作る場合は、
    1.鍋に水500mlを沸かし、沸騰したら麺を入れ3分
    2.調味粉包・調味油包・レトルトパウチの具を入れ、再び沸騰したら完成

    どんぶりに直接作る場合は、
    1.どんぶりに麺・調味粉包・調味油包を入れ、500mlの熱湯を注ぐ
    2.蓋をして、その上にレトルトパウチを乗せ温め、3分後レトルトパウチをどんぶりに入れたら完成

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    ↑ 牛肉のレトルトパウチを開封すると、台湾の匂いがする。懐かしいなぁ、行きたいなぁ。写真では沈んでしまい見えないけど、牛肉がゴロゴロと入っている。

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    縮れた平麺は見るからに柔らかめ。だけど悪くない。最近はこんなのも好きになりつつある・・・笑。薄味好きのワタシだけど、やけにスープが薄いな~お湯の量を間違えたかな??と思っていたのだが・・食べ終わってキッチンに戻ってみると「調味粉包」が未開封のまま置き去りにされていた。薄いわけだ・・笑。

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    3袋入りで120~130元くらいだったかな?牛肉麺なので他のインスタント麺と比べると若干高いけど、八角もきいているしなかなか美味しい(調味粉包を忘れずに入れていたら、もっと美味しかっただろう・・残念)。牛肉麺でほんのひと時の台湾気分でした。 

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    台中捷運(メトロ)=台中MRTが年内に開業予定とのニュースがあった。数年前から工事を進めており、2年前に台中行ったときには高架線路や駅が、ある程度の工事が進んでいるのが見受けられたが、やっと開業の目途がついたようだ。

    台中緑線
    (↑ 中央フォーカスより拝借、謝謝)

    今回開業するのは、現在予定されている緑線(グリーンライン)、紅線(レッドライン)、藍線(ブルーライン)、橘線(中国語版)、紫線(中国語版)の5線のうち、緑線が開業する。将来計画ではあと3路線あるようです。

    今回の緑線は全長約17km、全18駅になる計画となっているそうです。台中市北側の北屯から台中市政府を経由して、高鐵台中駅間を結ぶ路線になります。

    台中路線計画図

    (↑ 台中市政府交通局公共運輸処より)

    まだ行政院(内閣)の承認待ちだが、北屯から先に2駅と、高鐵台中駅から彰化県の金馬へ5駅の延伸計画もあるらしい。彰化県が建設を目指しているライトレールも、金馬へ乗り入れる予定なので、全てが繋がったら彰化県へも気軽に旅行で訪れることができるだろう。

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    今回の緑線に話を戻すと、台鉄とMRTの乗り換えが可能な駅は、台中駅から数駅離れているので、観光に使用するにはまだ不便そうな印象。高鐵⇒MRT⇒バス(市政府から)といった乗り換えだと市の中心部に行けるが、乗り換えが多く不便ですね。逆に台鉄台中駅からMRTに乗る場合は、バスで市政府に行くか、台鉄で数駅移動しなくてはいけない。

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    (↑ 台中市政府交通局より拝借、謝謝)

    台鉄台中駅から台中港まで行く藍線(ブルーライン)ができると観光客には利便性が出てくるのかな、と思う。それでも、市民にとっては、公共交通機関が増えるので便利になるだろう。

    また、藍線ができると台中港まで行きやすくなるので、アウトレットモールで買い物や梧棲區の海産を食べるなど、これまで時間の制約上、行きにくかったところが行きやすくなるので楽しみ。だけど、遅れるのがいつもな台湾の工事。いつになるのか・・・。

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    1998年から計画されてきた台中MRTの緑線が年内に開業予定の見通しとのニュースがありました。本当に年内に開業するか、そこは台湾なので怪しいところではあるが(笑)、やっと一部区間が開業する見込みとなったらしい。

    そんな台中で、開業してから1年弱で消えてしまったBRTという交通機関があったのを知っていますか?我々が台中に最初に行ったのが2014年12月。その頃はちょうどBRTが運行していました(乗ってないけど・・・・)。その7か月後には廃止となったBRTとは?

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    (GoogleMapより)

    台湾の交通機関というと、台湾新幹線、臺灣鉄道、バス、MRT、LRT、タクシーと色々あるが、BRTもその一つです。因みにそれぞれの日本語名称は次のようになります。

    MRT・・・Mass Rapid Transit・・・大量高速輸送
    LRT・・・Light Rail Transit・・・軽量軌道交通
    BRT・・・Bus Rapid Transit・・・バス高速輸送

    BRTとは、バスを使った都市交通機関の略称になります。日本の国交省によると「連節バス、PTPS(公共車両優先システム)、バス専用道、バスレーン等を組み合わせることで、速達性・定時性の確保や輸送能力の増大が可能となる高次の機能を備えたバスシステム」と説明しています。

    台中では、台中市快捷巴士(台中BRT)という名で、2014年7月14日にブルーライン(藍線)の運行がスタートしています。

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    (↑ フォーカス台湾より拝借、謝謝)

    我々が台中に行ったときは丁度運行している期間でしたが、台中滞在は2泊だけで、中日しかゆっくり観光できなかったので、行動範囲も狭く、実は使っていません。ただ、歩いて市内を観光しているときに、台湾大道に路面電車の駅のようなものがあったのは見たのですが、当時はそれがBRTという交通機関ということも全く分かりませんでした。


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    その後、2014年12月に新しい台中市長になり、翌年の3月にBRTの廃止が決定され、同年7月7日にその短い開業期間(なんと1年もただずに!)に幕を閉じました。翌日からは、台中市公車300路として、通常の路線バスとして運行開始し、現在に至っています。

    BRT路線計画図


    BRTの延伸計画図(台中市交通局)

    最初に開業した藍線は台湾大道を通っており、台湾大道で駅のようなバス停もまだ残っているので、台中に旅行に行った人は見たことがあるかと思います。

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    (GoogleMapより)

    廃止から約5年たち、やっと新たな交通機関が生まれることになる台中。これまで駅周辺以外はバスか徒歩の移動だったので、MRTの開通により、旅行者にとっても、住んでいる人にとっても、更に利便性の良い街になりそうです。

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    (↑ 2014年12月、新駅舎建設中の台中駅)

    当時、再び台中を訪れたのは2016年3月のこと。その時は既にBRTは無くなっていました。最初に訪れた時にBRTに乗っておけば良かったな、と今は思います。乗れるときに乗る、食べられるときに食べる、飲めるときに飲む!旅行で次訪れた時に同じようにあるかどうか分からないので、旅行の際は色々行動すべきですね。

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    (↑ 2018年11月、旧台中駅舎(手前)と高架になった新台中駅(奥))

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    自強号に乗ったことがある人は見たことがあるかと思うが、自強号の車両の真ん中あたりにある円形の仕切りについて。

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    高雄から台東に行くときに乗った自強号で初めて気づいた。それまでも台鉄はよく使っていたが、台北~板橋、高雄~凰山、台南~高雄など短い区間や各駅停車の電車であったため、車両も種類が違ったのか、気にならなかったのか、記憶にない。

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    台東行きの車両の真ん中あたりに、円形の門のような仕切りがあり、車両のつなぎ目でもないのに、何か意味があるのかな?といった程度だったが、何かの拍子に中には配管関係が詰まっていることを知り、調べてみた。

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    仕切りの名前は「月洞門(yuèliàng mén)」といい、中にはラジエーターの配管やエンジンの排気管が立ち上がっているとのことだった。管がむき出しだと見た目も良くないからか、円形の門の形にして、カバーを付けたのかもしれない。

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    中に配管があることは全く知らなかったが、自強号は日本の昔の特急のような懐かしい雰囲気がある車内だが、この円形の仕切りがあることで、なんとなく台湾っぽいな、と思っていたのだが、この形にも由来があることが分かった。

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    この月洞門はwikiによると、中国の古典的な庭園、ベトナムの庭園、大きな家の中庭の壁に開いた弧状の門で、韓国の伝統的な建築様式では屋内にもあり、月のように丸いことから名付けられ、中庭と風景の向こう側の間の出入り口を通って通路として機能し、実用的かつ装飾的な門であると説明があった。

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    思い返すと同じような形の門を台湾でも韓国でも見たことがある。それで車内がなんとなく台湾っぽいなと感じたのだろう。最近だと台北の酸菜白肉火鍋で有名な「圍爐」の入口の門も月洞門だった。

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    (↑ 台鉄と言えばの駅弁、八角排骨便當)

    英語ではムーンゲートとなるみたいだが、やはり漢字圏なので、月洞門という名前がしっくりきますね。電車の車内にも伝統的な造りを用いたり、台湾は古き良きを取り入れたり、保存したり、かつ近代的なものも積極的に取り入れたりと、面白いですね。

    因みに、中国語でwikiは「維基百科」となります。当て字ですね。

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    台湾旅行に行った人は必ず見ているはずの物。台湾の道というか、歩道を歩いているとよく目にする謎の物体。緑色の無機質なものから、山や川などの絵が描いてあるカラフルなものでまで様々ある、高さ1.5m位のボックスですが一体何者なのか?

    変電箱緑+ 台南大飯店裏
    (↑ 台南市内の變電箱)

    ポケモンGOをする人は、台湾旅行中よくお世話になるかと思うが、この物体、かなりの数がポケストップやジムになっており、「變電箱」とか「〇〇(地名など)變電箱」という表示ででてきます。

    変電箱 台南富信ホテル近く
    (↑ 台南市内の變電箱)

    ポケモンGOをしない人にはわかりにくいかもしれないが、ポケモンGOは基本屋外を歩いて遊ぶ携帯ゲームで、ポケストップやジムはアイテムが貰えたり、バトルをするチェックポイント的な場所と思ってもらえれば。

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    (↑ 2019年台湾・新北市大都会公園でのポケモンイベント)

    ポケストップは一定の条件をクリアした人が運営会社に申請して、申請がOKになるとスポットになるのだが、芸術とか文化といった視点で審査されるので、お店や何でもない信号といったものは審査が基本的には通らないようになっている。

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    (↑ 2019年台湾・新北市大都会公園でのポケモンイベント)

    日本では、史跡や文化的な建物、神社、石敢當、絵のあるマンホール、観光案内看板などなど。しかし、台湾のポケストップはそういった物もあるが、その他に多くの變電箱が(全部似たり寄ったりの見た目だが!)ポケストップになっている。不思議、なんでだろう?

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    (↑ 高雄市内の變電箱)

    そもそも變電箱は、変圧器と同じ役割をもつもので、台湾は電線の地中化が進んでいることも有り、地上部分に變電箱が設置されている。日本の電柱の上にある円柱形のボックスが地上にあると考えてもらえると分かりやすいと思います。

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    (↑ 台東市内の變電箱)

    因みにちょっと古いが、国交省の2015年の資料では、東京の電線地中化率が道路延長の7%、台北はケーブルの延長になるが85%、台北都市部では96%と、ものすごい差がある。日本も台湾同様台風が多い地域だし、もっと地中化を進めればいいのにと思うが、日本の地中化は先進国の中でも遅れているので・・・・。

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    (↑ 台北市内の變電箱)

    話しは戻って、變電箱はもともと緑色が主であったらしいが、景観上よろしくないということで、色を塗ったり、手書きでペイントしたりしているらしい。その結果、街中の變電箱は、山や海や川などの絵が描かれたものに変わっていき、手書きだから同じものがないということになった。これが芸術的なものという解釈で申請がとおり(台湾の審査する人がポケストップ増やしたいんだろうと勘ぐってしまうけど)、多くの變電箱がポケストップになっている。

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    (↑ 高雄市内の變電箱)

    地中化然り、ポケストップの多さ然り、日本でポケモンGOをしている者としてはうらやましい限りです。あまり観光の目的になるものではありませんが、手書きのものはすべて絵が違うらしいので、気にしてみてはいかがでしょうか。

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    (↑ 台南市内の變電箱)

    おまけ
    台湾ではもともとポケットモンスターは「神奇寶貝」と訳されていたそうですが、今は任天堂が「精霊寶可夢」という表記にしているそうです。新北市の大都会公園のポケモンイベントも確かそのような表記になっていました。

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    (↑ 2019年台湾・新北市大都会公園でのポケモンイベント)

    台湾のポケモンGO事情は、日本よりも熱く、かなりのめり込んでいる人が多いです。イベントには大勢の老若男女が集まり、街中でも多くの人が楽しんでいます。それも若い人からおじさん、おじいさんまで。

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    (↑ 2019年台湾・新北市大都会公園でのポケモンイベント)

    一人2台持ちなんて当たり前みたいな感じで台湾の人は遊んでいますが、もっとすごい人がいて、台湾の孔雀王と呼ばれる“おじい”もいます。あきれて何も言えませんがネタに写真を張っておきます。

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    近所のスーパーで割引になっていたので初めて買ってみた、日清の「まぜ麺の匠 台湾まぜそば」。「麺屋こころ 石川琢磨監修」だそう。

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    台湾の乾麺(汁なし麺)好きのワタシ。日本でもラーメンよりつけ麺が好きなので楽しみ。早速袋を開け作ってみる。

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    一人前の麺が少ないな~と思うのはワタシだけ??世の中の人たちはこれでお腹いっぱいになっているんだろうか??などと余計なことを考えながら記載通りに作る。ネギ、花ニラ、卵黄、きざみのりを上にのせて完成。

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    麺はモチモチの太麺で美味しい!!でも味は少し前に流行った魚粉たっぷり系ラーメンかつけ麺。魚粉自体が嫌いなわけではないけど、ワタシには魚粉が強すぎるかな。味も香りも魚粉だらけ・・・と言う感じ。まぁ、袋に「魚粉がきいた辛旨濃厚ダレ」と記載があるからその通りってことね。ナマのネギとニラを入れたから、それらの辛みはあるけど「辛旨」というほど辛みは感じないかな。

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    台湾のお店でよく見かける拌麺の「拌」は「混ぜる」の意味だから、台湾まぜそばも多少は台湾風の味付けなのかと思っていたワタシが無知でした・・・。台湾ラーメンやスパゲティナポリタンが日本発祥の食べ物であるように、台湾まぜそばも全く日本の食べ物だったのね。
    リピするかと言えば、割引だったら買うかな? 麺はとにかくモッチモッチで好みなだけに魚粉の強さが残念。

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    新型コロナの問題がなければ、今日からの4連休はきっと台湾に行っていただろうな~と思いながら以前の写真を見返したところ・・・そういえば思い出した!
    ↓ 2017年9月のある金曜日、高雄・駁二芸術特区で見かけた水陸両用車。

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    長老も親分も、もちろん私も水陸両用車には乗ったことがなく、三名一致で「乗ってみたいね」と。

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    ↓ すぐ近くの建物、駁二當代館(大勇路C5倉庫)内のインフォメーションセンターに行ってみるも、誰も人がおらず・・・。

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    この後は旗津に行く予定のため、今回は見送ることに・・・。残念。

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    ↑ 2017年夏

    基本は土・日のみ、季節により営業日や営業時間の変更があるもよう。夏場のこの時は、愛河沿いのアンバサダーホテル前から出航するナイトクルーズもあったんだね~。ただ、愛河の近くを歩くと若干臭うこともあるし、水もまぁまぁ淀んでいるからなぁ。微妙と言えば微妙だけど・・・笑。

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    ↑ 2017年秋冬

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    ↑ 2019年秋頃からは営業休止しているもよう

    私たちが行った時は誰も居なかったけど、通常チケットは駁二當代館(大勇路C5倉庫)の中で購入することができる。全席指定なので前売りで購入するのが賢明らしいが、空席があればすぐの便でも乗車可能。

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    駁二芸術特区発着の観光車は所要時間約40分、陸路を走った後に光榮碼頭から高雄港へ入水、愛河を進み五福橋をくぐり、中正橋付近で折り返し、駁二芸術特区に戻って来るらしい。入水する時が特に楽しそうなこの観光車、新型コロナが収まり、また高雄に行けるようになったら乗りたいなぁ。冬の方が河の臭いもきつくなくていいのかな・・・笑。

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    【続き】ある時、フッと気になり調べてみた「陽春麺」。中国の一部地域でサッと食べられる人気の麺料理のひとつで、特に麺の種類は問わないそう。しかし、wikiによれば、具無しでスープ有りの麺料理となっていて、「???」となった。と言うのも、高雄近郊の旗山で食べた陽春麺の店では、乾麺・湯麺が存在したから・・・。

    で、いろいろ調べたところ、多分成り立ちから考えると、必ずこうでなければいけない!といったものではないんじゃないか、との結論になった。

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    ↑ 旗山の『鄭家陽春麺』

    もともと頭につく「陽春」と言う言葉は、中国暦の10月が「小陽春」と呼ばれることから、「陽春」は10を表し、麺1杯の一般的な値段が10文銭だったことから、手軽に食べられる安価な麺料理が「陽春麺」と呼ばれるようになったらしい。それがそのまま、台湾でも使われているのだと思う。

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    ↑ 『鄭家陽春麺』では陽春麺の乾麺と湯麺が存在する

    よく街中の食堂にある湯麺・乾麺も50元くらいの手軽なものが多く、上にのっている具も控えめであることから、これらはひとくくりで陽春麺のカテゴリーなのかな、と思う。もともとは汁なし麺だったが、台湾では湯麺も乾麺も、どちらも陽春麺になったのかと思う。どの食堂でも麺料理の最安値の一品だし。

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    ↑ 『鄭家陽春麺』の乾麺 

    とうことで、台湾の湯麺・乾麺は陽春麺と同じ、シンプルで手軽に食べられる麺料理なんだな、ということで納得。「意麺」や「麺線」のように「陽春麺」と言う麺の種類ではないことが分かりスッキリ!

    因みに、日本で有名な「一杯のかけそば」の話しがありますが、あれの中国語訳は「一椀陽春麺」となるそうです。

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    ↑ 『鄭家陽春麺』の乾麺  

    おまけに、中国の麺料理をみていると、中国〇大麺みたいな紹介が数多くある中、その中の一つ湖北省武漢名物の熱乾麺なる麺料理が五大麺料理に入っていた。要は汁なし麺なのだが、一回軽くゆでた麺に油をまぶしておいて、食べるときにさっと湯に通して、タレや具材を乗せて食べる、いわゆる台湾の乾麺だ(麺の作り方は沖縄そばだ)。台湾の乾麺の全てが油をまぶした麺を使っているわけではないはずだが、ほぼ一緒。多分乾油麺なんかはほぼ一緒なのかな。台湾の乾麺は熱乾麺がもとなのか?と更に分からなくなってきたが、こちらは湖北省でそもそも陽春麺の江蘇省とも場所が違うので、別物として一旦置いておくことにしました。

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    ↑ 我々が『鄭家陽春麺』に行った時は、観光客より地元の人が多かった。ツルツル&モチモチの手打ちの陽春麺は機会があったらまた食べたいと心の底から思うけど、高雄から旗山までバスで40分ほどかかるからな~。

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    『鄭家陽春麺』
    高雄市旗山區中山路60-9號
    9:00~22:00


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    台湾の食堂に湯麺・乾麺のメニューはよく見かけると思いますが、ブログを見直していて、陽春麺と何が違うのだろうかと悩んでしまった。

    「陽春麺」を調べてみると、もともとは中国江蘇省や上海でメジャーな麺料理。さっと食べられる人気のある麺料理のひとつで、細麺や幅広麺など、特に麺の種類は問わないそう。ただし、wikiによれば、具無しでスープ有りの麺料理となっている。

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    要は、日本の素ラーメン(あまり見ないけど)、素うどん・そばと同じような造りの麺料理らしい。そこで終われば「あぁそうなんだ」と簡単に終わる話なのですが、高雄近郊の旗山で食べた陽春麺のおかげで「???」となってしまった。

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    旗山で食べた陽春麺の店は『鄭家陽春麺』といい、旗山天后宮脇の筋道にあるお店です。事前に情報があったわけであないのですが、行きたかったお店が閉まっていたため、急遽探したお店でしたが、大当たりでした。廟の近くには美味しいお店があると、よく色々なところで言われていますが、そのとおりで、初めての街で美味しい麺料理を食べることができました。

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    その鄭家陽春麺で食べた麺料理ですが、店の冠が陽春麺となっているので、当然陽春麺を、その時は汁なしの乾麺を食べたのですが、メニューには湯麺・乾麺の両方があったのです。その時は何も気にしなかったけれども、今考えると、写真には薄切りの豚肉も乗っているし、どういうことなのだろうか?陽春麺と乾麺は違うものなのか?

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    もう少し調べてみると陽春麺とは、多分成り立ちから考えると、必ずこうでなければいけない!といったものではないんじゃないか、との結論になった。

    とりあえず結論には至ったものの・・・【続く】

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    台湾で小籠包やワンタンと並んで美味しい、お気に入り料理の一つに「麺」がある。中には柔らかい麺もあるが、日本のうどんに近い、コシのある手打ち麺を出してくれるお店も多い。手打ち麺は、台北では牛肉麺として出されることが多いように感じるが、高雄ではそうでもない気がする。乾麺(汁なし麺)が好きで、取り立てて牛肉麺が好きと言うわけではないワタシは、台北より高雄にお気に入りの麺料理店が多い。そんな高雄の美味しい麺のお店を pick-up してみました!

    まずは『桃家蘭州手工現拉麺店』
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    雪紅辣鶏麺
    これぞ手打ち麺!の、シコシコもっちり!柔らかいのに弾力があり、本当に美味しい麺。しかも具の鶏肉はフワフワ、雪菜はシャキシャキで、色々な食感で口の中が楽しい。醤油ベースの深みのあるタレと麺と具が三位一体の美味しさ。唐辛子が多めなので辛みもしっかりあるが適度な刺激となり、飽きることなく最後まで美味しく食べることができる。

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    高雄に行くたびに食べたいと思うが、我々があまり行かないエリアのため毎回は食べに行けていないのが残念。しかし忠孝夜市や世界一にもなった荔枝玫瑰麺包(ライチ薔薇パン)が有名なパン屋『呉寶春麥方店』の近くなので、それらと一緒に回るのがおススメ。
    桃家蘭州手工現拉麺店
    高雄市新興區青年一路176巷12號
    11:30~14:00/17:30~21:00
    定休日:木曜


    次に『港園牛肉麺館』
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    ↑ 看板メニューの牛肉拌麺
    ↓ しかし、ワタシのお気に入りは豚足拌麺!
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    ↓ どちらを注文しても、見た目は沖縄そばのようなツヤツヤの中太麺が出てくる。拌麺の「拌」=「混ぜる」なので、ダシが良く出た醤油味のタレと麺をよく混ぜててからいただく・・・麺はモチモチでコシがあり、目をつぶって食べたら日本でうどんを食べていると錯覚してもおかしくない。牛肉はホロホロと、豚足はムッチムッチと、どとらも美味しいので好みでどうぞ。

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    美味しいお店が多い鹽埕埔駅界隈にあり、観光スポットの駁二芸術特区も近くなので、行きやすいお店かと。美味しいから一人一品をペロリと食べてしまうが麺の量が多く満腹になるため、他にも食べ歩きを予定しているのであればシェアするのもいいかも・・・。
    港園牛肉麺館
    高雄市鹽埕區大成街55號
    10:30~20:00


    最後は『北方拉麺之家』
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    雪菜肉絲拉麺(乾)
    見るからにコシのありそうな縮れ麺は、台湾人が良く言うQQ食感!日本で言うところのプリプリで、日本で食べるラーメンやつけ麺の麺に近い感じ。唐辛子が入ったピリ辛のシャキシャキ雪菜と醤油ベースのタレが縮れ麺に良くからみ、ウマいっ!

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    我々が行った時の店舗は現在閉店しているが、隣の隣に移ったもよう。しかし、以前は地元民も並んでいて口コミでも評判が良かったが、移転してからの評判はイマイチ・・・自分で確かめてみないと何とも言えないので、新型コロナが収まり高雄に行った際には、ある意味絶対に食べに行きたいお店!
    北方拉麺之家
    高雄市左營區富國路416
    10:30~20:30
    定休日:月曜日


    おまけにもう1軒。高雄市だけど、地図で見ると台南の市街地に近い観光地「旗山」にある『鄭家陽春麺』
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    平麺だからツルツルッと口に入り、ノド越しもいい。手打ちだから、お決まりのモチモチ食感。若干少なめの量なので食べ歩きするにはちょうどいい。

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    左営駅前から直行バスで約40分の旗山。風情ある老街をブラブラ散歩するのも楽しいし、高台の孔子廟からの眺めもいいし、名産のバナナを使ったスイーツをアレコレ味わうこともできるけど、何回も訪れるところではないからなぁ・・・高雄の市街地にあれば頻繁に食べに行けるのにな~。
    鄭家陽春麺
    高雄市旗山區中山路60-9號
    9:00~22:00

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    ↑ 旗山老街

    鹽埕埔駅近くの『金温州餛飩大王』や自強夜市(苓雅夜市)の『名家潮州手工餛飩麺』の麺もとても美味しいが、ここはワンタンも美味しいから【高雄のお気に入りワンタン店】でも紹介しているので、今回は除いています。その時の記事はこちらからどうぞ

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